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GrapeCity.ActiveReports.SectionReportの CanGrow/CanShrinkプロパティを使う場合

ActiveReportsGrapeCityVisual Studio

ActiveReportsで TextBoxコントロールの CanGrow/CanShrinkプロパティを使うと、そのコントロールの Textに設定した値に合わせて TextBoxコントロールの高さを自動調整してくれます。
自動調整が行われるのは Run()メソッドが実行されたタイミングですが、Run()メソッドは1回だけ実行するものという先入観を捨て、下記 ActiveReportsの癖を把握しておかないとハマります。

1、CanGrow/CanShrinkプロパティを設定すると、コントロールの高さが内容に応じて自動的に調整されます。しかし、このプロパティによって影響を受けるのはそのコントロール自身の高さだけで、上下にあるコントロールの位置は調整されません。

2、CanGrow/CanShrinkを使用し、下にあるコントロールの位置を適切に調整するためには、コードで下にあるコントロールのTop値を変更する必要があります。

3、CanGrowおよびCanShrinkが実行されるタイミングは、レポートのRun()メソッドが実行された時です。イベントハンドラ内でCanGrowおよびCanShrink後の Heightを取得することはできません。

4、CanGrow/CanShrinkを使用し、下にあるコントールのTop値(上下位置)を調整する場合、コントロールの Textプロパティに値を設定した後、一度 ActiveReportsの Run()メソッドを実行し、コードでCanGrowおよびCanShrinkが行われた後の高さから他のコントロールのTop値を調整し、再度 ActiveReportsの Run()メソッドを実行しレポートを生成することで、CanGrow/CanShrinkと他コントロールの上下位置を連動させることができます。

 

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