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GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0J のセクションレポート(SectionReport) 開発手順 v2

.NET Core.NET FrameworkActiveReportsC#GrapeCityVisual StudioWindowsデザイン帳票

.Net Framework系統のプロジェクトで作成したActiveReportsのセクションレポートを、.Net Core系統のプロジェクトで使用する前回作成したサンプルに、.Net Core側のWindowsフォーム画面から入力した値を、セクションレポートへ表示するように改良しました。
ソースコードは GitHub で公開しています。

 

レポートデザイナ編集用 .Net Framework系統のプロジェクト

ソースコード変更内容を解説。

 

SectionReportApplication1/DataModel1.cs

・セクションレポートのTextboxに動的な値を表示するにあたり、処理を簡素化するために DataModel1データクラスを追加。

 

SectionReportApplication1/Form1.cs

・不要な usingを削除。
・セクションレポートのTextboxに動的な値を表示するようにしたので、Windowsフォームから DataModel1データクラスをセクションレポートへ渡すように変更。

 

SectionReportApplication1/SectionReport1.cs

セクションレポートのTextBoxに表示する値を固定文字列から、コンストラクタのパラメータから受け取った DataModel1データクラスの Text1メンバ変数へ変更。

 

SectionReportApplication1/SectionReportApplication1.csproj

・.Net Frameworkのバージョンを、v4.7.2から最新のv4.8へアップ。
・DataModel1データクラスのソースファイルは、「レポートデザイナ編集用 .Net Framework系統のプロジェクト」側で新規作成。
※DataModel1データクラスは「レポートデザイナ編集用 .Net Framework系統のプロジェクト」と「リリース用 .Net Core系統のプロジェクト」とで、同じソースファイルを使います。

 

リリース用 .Net Core系統のプロジェクト

ソースコード変更内容を解説。

 

/WinFormsApp1/Form2.cs Form2.Designer.cs Form2.resx

・入力画面を新規作成。
・「button1」ボタンをクリックすると、入力された値が表示されるレポートビューア画面を起動する。
・入力された値は DataModel1データクラスに保持し、DataModel1データクラスをレポートビューア画面へ渡している。

 

/WinFormsApp1/Form1.cs

・レポートビューア画面では、コンストラクタのパラメータから受け取った DataModel1データクラスを、セクションレポートへ渡すように変更。

 

/WinFormsApp1/Program.cs

・入力画面からレポートビューア画面を呼び出す流れに変えたので、アプリケーション起動時に表示する画面は、レポートビューア画面から入力画面へ変更。

 

/WinFormsApp1/WinFormsApp1.csproj

・「レポートデザイナ編集用 .Net Framework系統のプロジェクト」側で作成した DataModel1データクラスを、「リリース用 .Net Core系統のプロジェクト」側ではリンクとして追加し参照として組み込んでいる。

 

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