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分析型戦略論の限界

分析型戦略論は、主に1980年前後まで展開されてきた。それらは、分析的アプローチによって経営戦略の合理的モデルを析出しようとしたものであり、分析型戦略論と呼ばれている。分析型戦略論は長い間、経営戦略論の中心にあり、さまざまな戦略モデルと精巧...
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プロセス型戦略論

プロセス型戦略論は、戦略が生み出されてくるプロセスそのものを対象とする。ここでは、戦略の本質は創造にあり、新しいものを創造するために、これまでの知識体系(パラダイム)を根本から揺り動かして変革する場合もあると考えられている。プロセス型戦略論...
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プロフェッショナルかどうかは、「顧客に対して責任を負う」かどうかだ

大前流 プロフェッショナル論というITproに掲載されていた記事が、とても面白かったです。記事を読んだ限りだと、大前氏のプロフェッショナルとは、『プロフェッショナルかどうかは、「顧客に対して責任を負う」かどうかだ』という言葉に尽きるようです...
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組織の環境適応サイクル

企業者的問題 その企業の製品・サービスや標的となる市場、あるいは市場セグメントを選択、識別することによって、その企業の行動規範を明確にする問題。これは、企業全体に関わる問題であり、他の問題領域とのバランスが求められ、主にトップの責任に関わる...
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組織環境適用パターンの類型

防御型 事業を比較的狭い製品市場に限定して、そこにおいて効率を高め、価格競争力を高めようとする。探索型 自ら積極的に変化を生み出し、常に技術革新に積極的で、すばやく新製品を導入するが、その製品・市場が安定してくると他の新しい製品へ移って行く...
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競争市場戦略の類型

コトラー(Kotler,p.)は、市場実態に即した4つの競争ポジションを設定し、その各ポジションに応じた競争戦略を類型化した。リーダー 最大のマーケットシェアを有し、利潤率の低下を防ぐために廉売はせず(非価格対応)、下位企業の差別化製品に対...
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戦略事業計画グリッド

PPMマトリクスは単純で判断基準があいまいになる部分もあるとされ、GE社とマッキンゼー社によって開発されたモデル。産業魅力度と事業強度の2次元で構成されるが、各次元は、異なるウェートをもついくつかの変数からなる、複合尺度になっている。産業魅...
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PPMマトリクス

1、花形製品 資金の流出は多いが、市場成長率が高いので成長のための積極的な先行投資が必要となり、当面の資金創出源にはならない。使命は、相対的なマーケットシェアを維持・拡大すること。2、金のなる木 シェアを維持するために必要な再投資を超える、...
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戦略事業単位(Strategic Business Unit:SBU)

SBUは次のような特性で定義されている。 1、単一事業である。 2、明確に識別される使命をもつ。 3、それ自身で独立した競合者をもつ。 4、責任ある経営管理者をもつ。 5、一定の資源をコントロールする。 6、戦略計画から恩恵をこうむる。 な...
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経験曲線による効果

累積生産量が倍増するごとに、実質コストが10~30%減少する。