ごみ問題の総合的理解のためにを読んでいたのですが、化学物質が人の平均寿命をどれだけ縮めているか(損失余命)、表にして紹介されていたのですが、喫煙が圧倒的に、人の寿命を縮めていることがよく解ります。
喫煙(全死因) | 数年~数十年 |
喫煙(肺ガン) | 370日 |
ディーゼル粒子 | 14日 |
受動喫煙(肺ガン) | 12日 |
ラドン | 9.9日 |
ホルムアルデヒド | 4.1日 |
ダイオキシン類 | 1.3日 |
カドミウム | 0.87日 |
ヒ素 | 0.62日 |
トルエン | 0.31日 |
ベンゼン | 1.6日 |
DDT | 0.016日 |
交通事故(男) | 129.6日 |
交通事故(女) | 57.6日 |
この表はとても面白いです。
交通事故でさえ、平均寿命を1年も縮めていないのに、喫煙は数年~数十年縮めています。
ダイオキシンはかなり騒がれましたが1.3日、それよりも建材に使われているホルムアルデヒドの方が、4倍も平均寿命を縮めているのに、シックハウス症候群の原因物質くらいにしか報道されていません。
また、ダイオキシンを一般市民の100~1000倍暴露された集団であっても、発ガンは暴露から最低20年後であり、ガン死亡のリスクは対象群の1.4倍に過ぎない。これは、1日1本のタバコのリスクと同じである。
とも書かれていました。逆に言えば、1日に10本のタバコを吸っている人は、吸わない人に比べて、ダイオキシンを10000倍摂取しているのと同義だということです。タバコはヤバ過ぎです。
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