要件定義書、見積書に盛り込みたい文

どこまでの機能を、どれだけの金額で見積もるのか、クライアントは勿論、ソフトウェア開発会社にとっても、正確に見積もるのは難しいものです。

更に、ソフトウェアのカスタマイズに終わりは無いという前提にあって、クライアントは最初から完璧なものを求めがちです。

そんな状況下で、常に「落とし所」を見つけて行かなければならない、ソフトウェア開発会社の要件定義書、見積書には、以下の文章を常に盛り込みたいものです。

本システムは、必須機能を網羅し、使い勝手を考慮した要件で、開発を開始しておりますが、それでも、本運用開始までに、「もっとこうしたい」といったアイディアが湧いて来くると思われます。その際は、今回の御見積り範囲内で対応できるものかどうか精査し、対応できるものは実装致します。しかし、今回の御見積りの範囲外と考えられる要件は、ご相談の上、別の御見積りとさせて頂きますので、ご了承下さい。