スポンサーリンク
スポンサーリンク

Oracle RAC 構築 その12 ~ 起動・再起動・停止

Linux・ShellOracleOracle RACデータベース

1、SAN Disk 起動

NASのOSを最初に起動し、CPUが落ち着くまで少し待つ。

 

2、RACノード起動

ノード1、ノード2のOSを同時に起動。ほぼ同時で大丈夫。

ASMディスクが自動認識されないので、手動で認識させた後、RACリソースが起動するのを待つ。

※「Oracle Linux 7.5 + Oracle Database 12.1.0.2」の組み合わせでは、ASMディスクが自動認識されず、Oracle RAC が自動起動しない現象が発生した。ASMディスクが自動認識されない問題は、My Oracle Support に問い合わせても解決せず。Oracleからは、OracleLinux のサポートから回答を受けてほしいと言われている。  OracleLinux のサポート契約は年間15万円くらい。

各ノードで実行。

しばらく待つ。

※通常は5分~10分程度待つと、全リソースが起動し、DBインスタンスに接続できるようになる。

起動中の負荷

起動後の負荷

プラガブルDB起動。

プラガブルDB起動を起動したのとは別ノードの、各プラガブルDBにsysユーザでログインしてDBオープン。

 

3、DBが起動してこない場合

※ASMディスクが認識されれば、リソースとDBインスタンスは起動するので、この手順が必要なのは稀なケース。

リソース起動。
ノード1、ノード2で実行。

※待つ時間が短いと下記エラーになる。
CRS-4535: Cluster Ready Servicesと通信できません
CRS-4000: コマンドStartは失敗したか、またはエラーのある状態で完了しました。

リソースの状態を確認。

DBインスタンス起動

状態を確認

プラガブルDBにsysユーザでは接続できるのに、oper権限で接続すると「ORA-01033: Oracleの初期化またはシャットダウン中です。」が発生する場合。
プラガブルDBにsysユーザでログインし、下記SQLを実行する。

 

4、DBインスタンスのみ再起動

DBインスタンス停止

DBインスタンス起動。※起動はノード毎に実行する必要があるかも。

プラガブルDB起動。

 

5、全て停止

ノード1、ノード2を同時にシャットダウンし、ノードのシャットダウンが全て完了してから、NASのシャットダウンを開始する。

【Oracle RAC 環境を構築する手順一覧】
Oracle RAC 構築 Top
Oracle RAC 構築 その1 ~ VMware構築手順
Oracle RAC 構築 その2 ~ SANディスク構築
Oracle RAC 構築 その3 ~ Oracle Linux OSインストール
Oracle RAC 構築 その4 ~ VMwareゲストOS クローン作成
Oracle RAC 構築 その5 ~ ゲストOSのネットワーク設定
Oracle RAC 構築 その6 ~ Oracle Grid Infrastructure インストール前準備
Oracle RAC 構築 その7 ~ Oracle Grid Infrastructure インストール
Oracle RAC 構築 その8 ~ Oracle Grid Infrastructure 起動確認
Oracle RAC 構築 その9 ~ Oracle Database インストール
Oracle RAC 構築 その10 ~ DBインスタンス作成
Oracle RAC 構築 その11 ~ DB動作確認
Oracle RAC 構築 その12 ~ 起動・再起動・停止

【参考】
http://www.cosol.jp/tech/detail/ot0007_ora01033.shtml

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました