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Oracle RAC 構築 その2 ~ SANディスク構築

Linux・ShellOracleOracle RACデータベース

1、SANディスクを模倣する為のOSをインストール。

iSCSI Targetに対応しているOSなら何でも良い。今回は Windows Server 2008 R2 を使います。

 

2、ネットワークアダプタ追加

SANディスク用ゲストOSのVM設定で、ネットワークアダプタを1つ追加。

※追加したネットワークアダプタは全て、MACアドレスを生成しておく。

 

3、IP設定

VMnet11(プライベート)

VMIPアドレスMACアドレス
nas-kt193.168.2.200:0C:29:51:9D:D2

 

4、Windows Update

※一般的な手順なので省きます。

 

5、ファイアーウォールを無効

※一般的な手順なので省きます。

 

6、hostsファイルにRACで使う全IP/ホスト名を追加

 

7、共有ディスク準備

※WindowsServerをNASとして使うのではなく、Microsoft iSCSI Software Target を使用してSANストレージとして使う。
※iSCSI(internet SCSI)はIPネットワーク上でSCSIプロトコルを実現することで,ネットワーク上に接続されたストレージデバイスが別の端末のローカルディスクとして認識されます。
接続される側はiSCSIターゲット,接続する側はiSCSIイニシエータとなってデータをやりとりします。また,NASに比べて高速なデータ転送速度を備えています。

[スタート] – [管理ツール] – [Microsoft iSCSI Software Target] を起動

[iSCSI ターゲット] を右クリックして、[iSCSI ターゲットの作成] を選択します。

仮想ハードディスクを作成。

接続許可するiSCSIイニシエーターにRACのノードを追加。

その他の設定

iSCSIターゲットの実体。

iSCSIターゲットは「コンピュータの管理」からも確認できる。

 

【Oracle RAC 環境を構築する手順一覧】
Oracle RAC 構築 Top
Oracle RAC 構築 その1 ~ VMware構築手順
Oracle RAC 構築 その2 ~ SANディスク構築
Oracle RAC 構築 その3 ~ Oracle Linux OSインストール
Oracle RAC 構築 その4 ~ VMwareゲストOS クローン作成
Oracle RAC 構築 その5 ~ ゲストOSのネットワーク設定
Oracle RAC 構築 その6 ~ Oracle Grid Infrastructure インストール前準備
Oracle RAC 構築 その7 ~ Oracle Grid Infrastructure インストール
Oracle RAC 構築 その8 ~ Oracle Grid Infrastructure 起動確認
Oracle RAC 構築 その9 ~ Oracle Database インストール
Oracle RAC 構築 その10 ~ DBインスタンス作成
Oracle RAC 構築 その11 ~ DB動作確認
Oracle RAC 構築 その12 ~ 起動・再起動・停止

【参考】
http://www.aichi-c.ed.jp/contents/network/nas_os_iscsi/hontai.htmhttps://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2012/04/09/microsoft-iscsi-software-target/

 

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