2021年にもなって、10年前のデータベース(Oracle 12.1)で、新しいシステムを立ち上げることになった。2021年版 Oracle 12.1 インストール手順を残す。
Windows OS 64bit の開発用サーバに、Oracle 12.1 をインストールする手順になっています。
インストーラをダウンロード
WEBからダウンロードしたツールで、Oracle 12.1のインストーラ本体をダウンロード。
インストーラを展開
下記フォルダをローカルにコピー。
OracleDatabase12c_standard_2_12.1.0.2.0\OracleDatabaseStandardEdition
OracleDatabaseStandardEditionフォルダ配下のzipファイルを解凍。
V77408-01_2of2\database フォルダを切り取って、V77408-01_1of2\database フォルダに上書きする。 |
Oracleインストール
ソフトウェアをインストール
OracleDatabase12c_standard_2_12.1.0.2.0\OracleDatabaseStandardEdition\V77408-01_1of2\database\setup.exe
リスナー追加
データベース作成
SQL Developer ダウンロード
Oracleデータベースの開発ツールは、Oracle公式の SQL Developer が使い易いので、SQL Developer をダウンロードしておく。
Oracle SQL Developerのダウンロード | Oracle 日本
Oracle に接続
Oracle ユーザ追加
SQLDeveloperに、作成したユーザの接続設定を追加し、追加したユーザで接続できることを確認する。
Oracle OTN版(12.1.0.2.0)のバグ
今回ダウンロードしている Oracle OTN版(12.1.0.2.0)にはバグがあり、ユーザー名に小文字が含まれていると、「ステータス 失敗 ORA-01017 ユーザー名/パスワードが無効です。ログインは拒否されました」エラーでログインに必ず失敗するので注意が必要。
Oracle OTN版 は本番環境で使わない
日本人はOracleの資格を持っている人でもOracleに疎く、本番環境のOracleをOTN版(12.1.0.2.0)で構築しているのをよく見かける。本来はOTN版(12.1.0.2.0)をインストールした後、MY ORACLE SUPPORT からダウンロードしたパッチを適用してから、本番機の運用を開始しなければならない。
ユーザシステム用の表領域を追加
表領域を追加するSQLを、SQLDeveloperから実行。
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CREATE TABLESPACE TABLESPACE1 DATAFILE 'C:\app\akihi\oradata\ORCL1\TABLESPACE1.dbf' SIZE 100M AUTOEXTEND ON NEXT 500K MAXSIZE 1024M; |
ユーザシステム用のテーブルを追加
テーブルの追加は、SQLDeveloperから作成するのが楽。
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CREATE TABLE TABLE1 ( COLUMN1 NUMBER NOT NULL , COLUMN2 VARCHAR2(20) , COLUMN3 VARCHAR2(20) , CONSTRAINT TABLE1_PK PRIMARY KEY ( COLUMN1 ) ENABLE ) TABLESPACE TABLESPACE1; |
SQL実装
OracleのSQLは SQL Developer の クエリー・ビルダーで楽に書く
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