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SQLServer 2005 インデックス チューニング ライフサイクル

IISSQL Serverデータベース開発方式

1、コーディングされているSelect文を全て、Management Studio のクエリエディタに貼り付ける。

2、ツールバーの「データベース エンジン チューニング アドバイザでのクエリの分析」アイコンをクリックして、「データベース エンジン チューニング アドバイザ」画面を開く。

3、「データベース エンジン チューニング アドバイザ」画面では、クエリエディタに記入したSQLのチューニング設定が初期値として入力済みになっている。

4、必要であれば「チューニング オプション」の内容を変更。

5、ツールバーにある「分析の開始」アイコンをクリックして開始。

6、分析対象のデータベースサイズが小さ過ぎたり、大き過ぎたりすると、「ワークロードを使用しています」タスクでエラーになる。その場合は、「チューニング オプション ⇒ 詳細設定オプション ⇒ 推奨インデックス用の最大領域を定義する」にチェックを付け、実際のDBサイズを入力し、再度「分析の開始」アイコンをクリック。

7、分析結果として登録した方が良いインデックスが、「推奨インデックス」にリストアップされるので、全てのインデックスと統計情報を、クエリエディタ画面で実行する。

8、インデックスと統計情報を追加したら、その対象となったテーブルに、sp_recompile を実行する。

InsertやUpdateが遅くならないようにインデックスを張らない方が良いものはないか気になりますが、実験した結果では、推奨される全てのインデックスを張った場合、InsertやUpdateは少し遅くなりますが、Select文は圧倒的に速くなり、トランザクション全体の処理時間が改善するので、何も考えずに全て適用してしまうのが一番です。

ただ、テラバイトクラスのDBの場合は、1つのインデックスを追加しただけで、100GB消費することは有りますので、ディスク容量は考慮した方が良いです。

また、不要なインデックスが増えないように、6ヶ月以上使われていないインデックスを抽出するSQLを定期的に実施た方が良いです。

それと、インデックスと統計情報を追加しても、ストアドが古い実行プランをキャッシュしたままになっている事がありますので、SQLServerで、IISからのDB処理だけが遅い場合は、ストアドをリコンパイルする こともにも、注意が必要です。

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SQLServerで、IISからのDB処理だけが遅い場合は、ストアドをリコンパイルする
SQLServer 2005 インデックス チューニング ライフサイクル
6ヶ月以上使われていないインデックスを抽出するSQL

 

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