古典的マーケティングは顧客属性(年齢、性別、家族構成、所得、職業、ライフスタイルなど)こそは、顧客を理解する最重要な手掛かりであると主張してきたけれども、同一年齢、同一家族構成、同一所得の複数の顧客が、同じ行動を選好するとは限らない、という厳然たる事実に気付くべきである。
そうでなく逆に、かなりの確かさをもって、顧客は過去にとってきた行動と同じ行動を今後もとるに違いない、と推測できる。
そうだとすると、顧客各人の属性にかんするデータベースではなく、行動にかんするデータベースを重視し、それを顧客理解の信頼できる基軸として認識すべきではなかろうか。
コメント
Good point. I hadn’t thouhgt about it quite that way. 🙂