今月のプロジェクト報告会では、テレウェイブの松本さんが来ていらして、熱い思いを聞かせていただけた。
たぶん大きい講演会などで話す機会が多いのだと思うが、お手本のような話し方、話の纏め方、そして人生に対する誠実さにも感動した。共感から涙も出ました。
松本さんが大学生の時、発展途上国で国連のアルバイトをしていた経験談は、とても貴重なものだった。印象に1番残っているのはインドでの話しで、インドの人々は死ぬ間際に、ガンジス河へ帰ると言って、河の中で死んで行く、という話だった。
インドの旅行談を聞く際、道端に死体が転がっていたり、河に死体が流れている話を良く聞いてはいたが、そういう思想がある事は知らなかった。
松本さんは、河へたどり付けずに亡くなった人を、河まで運ぶボランティアしていたという。
そんな松本さんが最後に言っていた、「人は生きているだけで十分幸せ」という言葉からは、説得力以上のものを感じた。やはり自分自身の経験から出てくる言葉は、知っているだけ、解ってはいるつもり、では伝えられないのだと思う。
いつも感じるが、理論的に正しいと感じれる内容、人に好印象を与える動作と話し方、そして自分の考えている事に対する熱意、これは人の心を動かすコツなのかも知れない。
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