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日本人ITエンジニアにとって、最も無駄な開発方式

開発方式

今年、日本人に納品するシステムを、日本人が実装するPJTなのに、全て英語で実装している新規開発PJTに出会いました。

色々な現場で、色々な開発方式に携わっていると、開発方式の良し悪し、現場の状況と開発方式のフィットギャップが見えて来るようになります。
前の現場ではフィットしていた開発方式が、新しい現場ではフィットしないということは往々にしてあり、むしろ、前の現場でフィットしていた開発方式を、新しい現場にそのまま適用すると、必ず失敗すると思っていた方が良いです。

それでも、この方式だけは、メリットがほとんど無く、無駄でしかない実装方式というのが、「英語で実装する」方式です。

納品先が英語圏ならメリットはありますが、ステークホルダー、開発メンバ、全て日本人、もしくは全員日本語を話せる場合、プログラムを英語で書くのは無駄でしかないです。

英語で実装すると、日本語のコメントを多く書く必要がありますが、ソースコードを日本語で書いているとコメントがほとんど無くても、ソースコードの可読性は高いです。

コメントを書く手間が無い、読み取らないといけない文字数が少ない、それだけで開発スピードは劇的に改善します。

日本人に納品するシステムを、日本人が実装する際、英語でプログラムを書くということは、
アメリカ人に納品するシステムを、アメリカ人が実装する際、日本語でプログラムを書き、日本語が分かるように英語でコメントを書いている現場。想像してみてほしい、この愚かさを。

日本人は日本語でプログラムを書くべきだし、日本語が使えないプログラム言語はローマ字でプログラムを書くべきです。

開発スピードだけではなく、TCO(Total Cost of Ownership)にも悪影響が出ます。
英語で実装されたシステムの保守、英語で実装されたデータベースの運用を行う日本人は全員、英語を得意としている。そんな訳はない。むしろ、保守運用を行う日本人は全員、英語が苦手です。

ローマ字で実装されたシステムを、英語にリプレースしたらTCOは上がります。
ローマ字で実装されたシステムを、日本語にリプレースしたらTCOは下がります。

日本人が英語で実装する最も多い理由は、「英語じゃないと格好悪いから」です。
格好つけた結果、開発工数、TCOが想像以上に増加することなんて考えてない。

格好つけてないで、日本人は英語が苦手ということを自覚し、TCOを下げるために、日本語で実装するべきです。

※私が公開しているソースコードのサンプルが英語ベースなのは、アメリカ、ドイツなど英語圏の人も参照する為です。

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