コンサルティング

思考とは

環境への適応がうまくいかないような問題場面に対処し、解決していこうとする心的活動を思考という。問題場面とは、目標とそれに到達する手段との間が曖昧、不明瞭な状況であり、思考はこの間を既得手段や知識、経験を媒介にして関係づけ、問題解決を行う行動...
マネジメント

絶対記憶

記銘直後の1時間以内に忘却が急速に生じ、その後、時間の経過とともにその割合は緩やかに減少していく。記銘後約24時間ほど保持されているものは、その後の時間の経過にほとんど関係なく保持される。これを「絶対記憶」という。
コンサルティング

効率的なフィードバック

技術を習得する場合には、各試行ごとに反応結果がどうかを正確に知ることが技能上達に欠かせない。各試行ごとに結果の情報(フィードバック)を与えると成績は向上するが、与えないといつまでも上達しない。また、フィードバックの内容によっても学習の上達度...
マネジメント

投影(projection)

不安の原因を他へ転じて、不安を和らげようとする機制をいう。投影が働くと、抑圧されている欲望や性質を他人のものとみなすことができる。無意識の敵意をもつ人は、かえって他人が自分を脅かしていると思う。被害者妄想やいわれのない他者非難は、投射による...
マネジメント

反動形成(reaction formation)

抑圧され無意識になっている衝動や感情が行動に表れるのを防ぐために、それと正反対のものに置き換える規制をいう。激しい攻撃性を抑圧している時は、その反動としてむしろ極端に親切に振舞ったりする。反動形成は本心を隠す仮面の意味をもち、大げさなことと...
マナー

フラストレーション耐性(frustration tolelance)

フラストレーション状態に対しどの程度耐えられるかには個人差がある。フラストレーションに耐えることができる能力をフラストレーション耐性(frustration tolelance)という。これは先天的にそなわっている性質による場合もあるが、先...
マネジメント

達成動機(attainment motive)

自分をより高め優れた人になりたい、困難を乗り越えて少しでも高い成果をあげたいなど、成長、成功への願望を達成動機(attainment motive)という。
マネジメント

オプティマル・ストレス と ストレス・マネジメント

セリエは「ストレスは人生のスパイスである」と述べ、ストレッサーがあまりにもない状態は、むしろ人の意欲を低下させ、感覚を鈍化させ、倦怠感を生じさせるとした。あるいは、過剰なストレスの時と同様にイライラしたり、不安になったり、眠れなくなったりも...
マネジメント

汎適応症候群(General adaption syndorome:GAS)

ストレスという概念は、カナダの生理学者であるセリエ(Selye, H.)がストレス学説を提唱してから広く使用されるようになった。外から生体に刺激が加えられると、生体側に歪みが生じ、それに適応しようとする反応が起こる。セリエは、ストレスに対す...
心理学

基本的情動の普遍性

エクマンとフリーセン(Ekman, P. & Frisen)は、文化の異なる未開発地域(ニューギニアの原住民)でも、7つの情動の分類カテゴリー(幸福、驚き、恐れ、悲しみ、怒り、嫌悪、興味)は普遍的で共通に理解されることを証明し、人間の基本的...