心理学

アンチエイジング

ボケはくい止められる

新しい場面への適応を必要とする時に働く流動性知能は20才前後がピークで、それ以降は身体や中枢神経の成熟の減退に伴って急激に減退する。 これに対して、教育や経験の結果が結晶して形成される結晶性知能は、ピークちおうほどはっきりしたものがなく、6...
分析

精神的健康

シュルツは、精神的に健康な人の共通点を次のようにまとめている。 「精神的に健康な人は自分の生活を意識のレベルで統制でき、自分を客観的に見、自らの運命を引き受け、仕事に熱心に取り組み、目標や使命をもち、創造的で自ら内的緊張をつくりだそうとする...
イデオロギー

性格は変えられる

性格を意識的に変えるには、まず自分が理想とする性格やその行動を具体的にイメージし、それに合わせて行動することによって変えていく方法がある。たとえば、優しい性格の女性になりたければ、意識して笑顔を大切にし、周囲に行動によって優しさを具体的に表...
コンサルティング

育児態度と性格形成

幼児期の体験が成長後の性格に大きな影響を及ぼすことが指摘されて以来、育児態度と性格形成の関係の研究が数多く行われて来た。 ラドケ(Radke, M.J.)は、親の態度、家庭の雰囲気と子供の性格の関係を研究し、サイモンズ(Symonds, P...
コンサルティング

知能(intelligence)

知能は3つの定義に大別される。 1、知能は高等な抽象的思考能力あるいは認知能力。2、知能は学習する能力。3、知能は新しい環境や状況に対する適応能力。 この分類をふまえ、ウェクスラー(Wechsler, D)は、「知能とは目的に合わせて行動し...
コンサルティング

創造的思考(creative thinking)

創造的思考は問題解決の過程にあるのではなく、問題の発見にある。 創造的思考が働く時は、いままで全く感じられもしなかった問題の存在を認め、そこに何らかの違和感を生じ、それが探究心・好奇心を触発すると考えられている。創造的思考は現実的な問題の解...
コンサルティング

創造性とは

創造性とは「ある目的達成または新しい場面での問題解決に適したアイディアを生み出し、あるいは社会的、文化的に新しい価値あるものを創り出す能力、およびそれを基礎づける人格特性である」と定義されている。創造性は単に独創的であるだけでなく、何らかの...
コンサルティング

思考とは

環境への適応がうまくいかないような問題場面に対処し、解決していこうとする心的活動を思考という。 問題場面とは、目標とそれに到達する手段との間が曖昧、不明瞭な状況であり、思考はこの間を既得手段や知識、経験を媒介にして関係づけ、問題解決を行う行...
マネジメント

絶対記憶

記銘直後の1時間以内に忘却が急速に生じ、その後、時間の経過とともにその割合は緩やかに減少していく。 記銘後約24時間ほど保持されているものは、その後の時間の経過にほとんど関係なく保持される。これを「絶対記憶」という。
コンサルティング

効率的なフィードバック

技術を習得する場合には、各試行ごとに反応結果がどうかを正確に知ることが技能上達に欠かせない。各試行ごとに結果の情報(フィードバック)を与えると成績は向上するが、与えないといつまでも上達しない。 また、フィードバックの内容によっても学習の上達...