グーグル―Google 既存のビジネスを破壊するに紹介されている、山崎夫婦の成功談が考えさせられます。
普通に読むと、キーワード広告による成功談なのですが、山崎夫婦が成し遂げたのは、広告のコストパフォーマンスの最大化だけではなく、旅行代理店の既得権や、イカサマ商売人によって構築されていたビジネスを、誠実なビジネスがテクノロジーの力を借りる事で超える事が出来た、と感じてなりません。
この本のタイトルにある通り、グーグル(テクノロジーの会社)は既存のビジネスを破壊すると思いますが、グーグル自身が高い倫理感を持ってイノベーションを起こしている限り、良いものはより良く、悪いものは排除されて行くのだと思います。
テクノロジー屋にも医師と同じくらいの高い倫理観が必要で、それによって救われる人がいるという事ですね。
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