コトラー(Kotler,p.)は、市場実態に即した4つの競争ポジションを設定し、その各ポジションに応じた競争戦略を類型化した。
リーダー
最大のマーケットシェアを有し、利潤率の低下を防ぐために廉売はせず(非価格対応)、下位企業の差別化製品に対して同質の製品を投入(同質化)して規模で対抗する。
チャレンジャー
リーダーに対抗してシェア拡大を狙い、特にリーダーに対して差別化を図っていく。
フォロワー
模倣によって一定の品質を確保し、コスト節約により低価格で対応する。
ニッチャー
特定セグメントに焦点をあて、そのニーズに特化し、独自能力を生かして特定市場内で独壇場(ミニリーダーの地位)を築こうとする。
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