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幸福感を生み出す一番の要素

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自分が何らかの目的をもって、この世界に存在していると感じられれば、どんなにか満たされた気持になるだろうというのは、想像にむずかしくないのですが、では、たとえば「あなたの人生の意味」とは何だと思いますか。

自分の頭の中に思い浮かぶことは何ですか。

多くの人は仕事に意味を見出そうとしますが、「人生の意味」とはそれより広義です。たとえば私の場合、人々を励まして最高の人生を送ってもらう事に意味を見出しています。たまたま今は、自己啓発の講演家であり作家ですが、たとえば教師や音楽家、秘書や医師や園芸家だったとしても、同じ目的をもって生きていたと思います。

人生の意味とは、特定の仕事の中ではなく、「大きな目的」の中にあります。

調査によれば、人生に意味を見出し、それを目的にして生きている人は、そうでない人より幸せを感じていることがわかっています。

調査を行った心理学者エドワード・ディーナーは、幸福感を生み出す一番の要素は「人生に意味を見出して、長いスパンの目的をもち、それを楽しむこと」だと言っています。

目的をもって生きている人は - それがどんな目的であろうと - 健康で長生きするという研究結果は、よく知られていることでもあります。

満ち足りた気持ちになれる人は、極めて単純な作業であっても目的意識をもって取り組んでいます。車のオイル交換をするにも、家族の食事をつくるにも、そこに何らかの意味を見出しているのです。

偉大な指揮者トスカニーニについてのこんな逸話があります。80歳の誕生日に、これまでで一番素晴らしい仕事は何だったかと質問されたとき、トスカニーニの息子が父の代わりに答えました。

「父にとっては、一番というものはないでしょう。交響曲の指揮をしていようと、オレンジの皮をむいていようと、その時していることが、人生で一番たいせつなのです」

目的をもって生きることは、エネルギーの拡大につながって、あなたの人生の一瞬一瞬を、意味あるものにしてくれます。

医師で人道活動家であった、アルベルト・シュヴァイツァーはこう言いました。

「成功が幸せのカギではない。幸せが成功のカギなのだ。今していることを好きになれば、成功はおのずともたらされる」と。

目的をもって生きることは、あなたを満たされた気持にし、周りの人々を幸せにしていきます。

「脳にいいこと」だけをやりなさい! より

 

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