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三面等価

時事問題法則

経済学における三面等価の関係とは、「生産」と「所得(分配)」と「支出(需要)」の額が等しくなること。

これが不変な為に、エコノミストはテレビで「消費拡大」「内需拡大」などと繰り替えし提言している訳ですが、それによって所得も拡大するため、経済の論理としては正しいです。短期的には。

ただ、それを支えている基盤に目を向けると、地球環境に依存した農業(第1次産業)、化石燃料に依存した工業(第2次産業)、それらを基盤としたサービス(第3次産業)によって成り立っています。

長期的に見ると、化石燃料の埋蔵量には限界が訪れて工業は低迷し、それよりも早く地球温暖化によって農業が低迷し、それらが基盤となっているサービスも低迷して行きます。消費が急拡大し続ければ、低迷するまでの期間も短くなるでしょう。

その時、拡大し続けた消費はどうなるのでしょうか?

予想されるのはインフレーションです。しかし、どのレベルになるかまでは全く予想できません。最悪の場合はハイパーインフレです。

 

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