ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!を読み終わりました。
タイトル的に、同著者のウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まるとウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶかを纏めたものなのかもと思っていたのですが、それらとはまた別の趣旨で書かれた本でした。
著者がビジョナリーとしている著名人の、クールな言葉を取り上げ、その言葉が示す本質や革新性について、著者の経験やアイディアを交えて纏められた本です。
梅田望夫氏の著書はポジティブなのですが、日本のWEB社会を覆い尽くす匿名性については、かなり危機感を持たれているようで、そこだけはネガティブでした。
個人的に最も感動したのは、自分が始めて読んだ経営戦略の本「インテル戦略転換」をお勧めしていた事でした。この本を読んだという方には、まだ出逢った事がありません。
以下引用
私の専門はIT産業の経営なのですが、考え方の核になったのは、アンディ・グローブの思想です。経営について指針となる本を一冊だけ選べと言われたら、迷わず、彼のOnly the Paranoid Survive: How to Exploit the Crisis Points That Challenge Every Companyを挙げます。
激しい技術革新が産業全体に大変化を起こし続けるIT産業の世界において、経営とはどういうことなのか、経営者とは何をするべきなのか、そこに携わる我々一人ひとりはどういう気構えで生きて行かなければならないのか、といった本質的な問題について、優れた示唆を与えてくれる本です。
他にも、個人的には以下に惹かれました。
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